こんにちは!
リブリッチ錦糸町駅前店のイです。
今日は「墨田区の子育て環境」についてお話ししたいと思います。
1. 保活の現実と保育環境の柔軟性
墨田区は共働き世帯が多く、「保活」のしやすさは区選びの大きなポイントです。2024年度のデータでは、0~2歳児の待機児童数はほぼゼロ。認可保育園・認証保育所・小規模保育・企業主導型保育など、複数の選択肢が用意されています。中でも「墨田区立すみだ保育園」や「マミーズエンジェル墨田文花保育園」などは、地域に根ざした園として定評があります。一方で、入園には「指数」(就労時間や家庭状況などの点数制)を意識する必要があり、柔軟な働き方をしている家庭にとっては不利になることも。行政の丁寧な説明や、中間支援の機能が求められています。
2. 公教育と私教育のバランス
墨田区は公立校の教育改善に積極的です。「すみだ教育プラン」に基づき、ICT端末(1人1台タブレット)の整備、外国語活動の導入、いじめ対策の専門支援員配置など、先進的な取り組みが進められています。一方で、中学受験を見据えた私立・塾教育に力を入れる家庭も多く、「日能研錦糸町校」や「栄光ゼミナール押上校」などへの通塾が活発です。この二極化により、教育費の格差や家庭の方針による選別が起きている点も無視できません。地域の学校支援ボランティアや学童保育の質向上など、公教育の土台をどう支えていくかが今後の課題です。
3. 地域と行政による"孤育て"防止
墨田区は子育て支援の「制度」があるだけでなく、「人とのつながり」を重視した取り組みが目立ちます。たとえば、曳舟文化センターやすみだ子育て支援ネットが実施する「おしゃべりサロン」では、0歳児の親子が集まって不安や悩みを共有できます。専門職による相談対応もあり、孤立しがちな育児初期を支える大きな役割を担っています。また、LINE連携の「すみだ子育て応援アプリ」では、予防接種・健診スケジュールの自動通知や地域イベントの情報も簡単に取得でき、育児の“抜け漏れ”も防げます。制度×地域の力で、「孤育て」から「共育て」へとつながっているのが墨田区の強みです。
まとめ
墨田区は、制度の充実に加え、地域・学校・家庭が有機的に連携しながら、子どもと親を支える仕組みを築いています。選択肢が多いからこそ、各家庭の価値観に合った子育てが可能な一方で、情報の取捨選択や地域とのつながりがカギとなる現実もあります。表面的な「子育てしやすさ」ではなく、実情と向き合う力が求められる――墨田区はそんな子育てのリアルが見える街です。
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